プラン 2020.07.12

200712

2階に住む形。

駐車スペースが必要である事、周囲の民家との距離、隣接する量販店の来客など。

地上階よりも上がった場所の方に住む場所を置く事が理想的な事から、1階は駐車場と最低限の機能に抑えて2階に生活の場をまとめました。

ご主人の書斎は1階に置く事で男の独立した空間を作っています。

2階は柱や棚板によって空間を緩やかに区切っています。

柱を経済的なスパンで配置する事で建築費用にも配慮しつつ、拠り所を作る事を意識しています。

前の道の人通りは隣接する量販店の影響もあり、1日を通してぽつぽつと続きます。

また隣家との視線の交錯も考慮し、採光通風も計画的に取り入れられる格子にて外観を整えつつ室内のプライバシーを保ちます。

柱がソファの拠り所になりつつリビングスペースをゆるーく形造ります。

外部とは閉じている計画ではあるが、勾配天井により室内の解放感を十分に持たせています。

天井の勾配はそのまま個室のロフトヘと伸びていきます。

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