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カフェと小さなおうちの併用計画

カフェ棟と家棟を建て廊下で繋ぎます。

カフェは全日開店ではなく定期的に開いたり必要に応じて開かれる。

場合によっては家族で利用することも考えられる。

お互いの棟の距離感をうまく取りつつ建物全体のバランスをデザインしました。

平屋建ての重心の低い趣のある建物になりそうですね。

グレーの左官仕上げと縦胴縁押えの木が綺麗に並び、雰囲気の良い和風モダンな外観に仕上がります。

家棟の内観では最小限のスペースで夫婦二人が生活のしやすいサイズ感を計画しています。

窓も計画的に配置する事で室内は閉じている様で外部を感じられる絶妙な室内感覚になっています。

かふぇ棟は外壁材が侵入する壁や石材など材料自体に力のあるものを利用して質感を楽しめるように考えています。

キッチンカウンターに出窓向きのカウンター、テーブル席。

性格の違う席を少しずつ点在させるようにしています。

外壁木部や木窓部分は軒を深くするために外壁面を凹ませることで、外観のデザインにメリハリを与えると共に雨が掛かりにくい様に考慮しています。

また外壁面を前後させる事で、仕上げ部材の切り替え部の納まりをより美しく見せる事が出来ます。

詳細こそが全体を美しく魅せます。

グッと建物が上品になります。