2会ってお話し
(ヒアリング)
実際にお会いして、いろいろなお話をしましょう。
建築に関する実務的なお話でも、趣味や好きな物事についてでも、なんでも良いので、お互いの事が少しでも分かり合えるように。
長い付き合いになりますし、大きな信頼も必要になってきます。フィーリングも大事にしています。
これまでの事例の話や進め方など、気になる事がたくさんあるようでしたら、このヒアリングを何度もしてもらっても構いません。ここまでは本当にお気軽にどうぞ。
3敷地調査
実際の土地に伺い、場所の持つ特性を読み取ります。日射、風雨、砂、傾斜、他者の視線など土地の性格も実に多様です。
加えて法規によって定められた規制や水道・排水などのライフラインの調査などを行います。
4プランニング
1か月程度
ヒアリングと敷地調査の内容から最初のご提案をさせて頂きます。図面やスケッチ、模型などを使ってプレゼンテーションをします。この提案がたたき台となり、ここから実際の設計が始まっていきます。 この後、基本設計に進み全く違う建物(再提案)になる事もありますし、この提案が気に入って下されば、ほぼこのまま建つこともあります。
ヒアリングに敷地調査、ご提案とお会いしてお話しさせて頂いて、僕自身とのフィーリングも大分おわかり頂ける頃だと思いますので、このまま進めるかこの段階でご判断をお願いします。
5基本設計
2か月程度
プランニングでの提案を元にイメージや想いをより具体的にやり取りしていきます。
例えば「玄関はデザインを重視するけど、キッチンは断然使い勝手が重要。」「このデザイングラスを使いたい。」などなど、細かい話はキリがないほどです。まだまだたくさんお話ししていきましょう。話を進めていく中で最初の提案では矛盾が見えてきた場合はプランニングからやり直します。状況は様々ですが、もしお時間があるようでしたら、その分しっかり話し合ってじっくり詰めていきましょう。実際に建てさせて頂いたお宅を見学してもらうことも可能です。
6設計契約
基本設計を経てお互いに信頼しあえたところで設計者としてご契約をさせて下さい。
7実施設計
1〜4か月程度
基本設計でプランがある程度まとまったら、詳細部分を詰めていきます。
各部の詳細や構造、給排水設備、電気など専門分野の内容をじっくりと検討します。並行して、設備機器や照明器具、各所仕上げなどの打合せを繰り返しながら進めていきます。
実施設計が完成するころには一軒全ての仕様が一旦決まります。
8見積・金額調整
1〜2か月
実施設計図面を元に建設業者に見積もりの依頼をします。
一社指名の場合もありますし、数社に相見積もりを依頼する事もあります。
基本的にはこちらで信頼の出来る施工業者を選定します。
もし、繋がりのある業者さんをお使いになりたい場合はご相談下さい。対応させて頂きます。
各社見積りが揃った時点で内容を精査していきます。
目標の工事金額と差がある場合は協議の上で設計変更や金額交渉などを行っていきます。
9確認申請
0.5か月程度
建築基準法に則った建物であることを行政に確認を取ります。
(審査機関などに支払う手数料は別途必要になります)
10工事契約
工事期間や支払い条件を確認の上、建設会社と工事請負契約を交わして頂きます。
11着工
6か月
設計図通りに工事が進むように工事監理をします。 定期的に現場打合せをさせて頂き、工事状況の説明や場合によっては変更などの対応もしていきます。 工事が進むにつれてサンプルなどを用意して最終確認を繰り返していきます。 建物が出来上がった時点で先に提出した確認申請通りの建物である事を行政に検査してもらいます。
12竣工・引き渡し
設計者検査・施主検査を行い、最終手直しをしてお引渡しします。
13アフター
長く気持ちよく住んで頂くためには適切なメンテナンスが必要です。 建物完了後もまだまだ長いお付き合いになります。