斜めのところのガレージ
所在地 | 岐阜県 |
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構造 | 鉄骨 |
傾斜地に建つ既存建物の意匠とコンセプトを継承し、場に馴染む車のための屋根を設計しました。
当初既存建物の意匠性を重視し、木の面(壁)で地上より屋根に至る意匠でしたが、
最終的には軽やかな垂直方向の線で屋根を支える事にしました。
そうすることで周囲の雑木林の幹の立ち並ぶ景観を引き継ぎ丘の下への景色へと繋ぐことにしました。
下から坂を登り、最初に開けるのが林の幹の間から覗いたような、鉄骨の柱幹を通した景色になります。
鉄と荒い仕上げの木という素材。鉄骨の接続部の露出。
材の組み合わせと詳細な納まりで自然のきれいすぎない美しさにアプローチしてみました。